なかなか治らず、再発率も高い爪水虫

爪が変色したり崩れたりする爪水虫は、痛みやかゆみの症状こそ、ほぼありませんが、美観を損ねますし、そして周辺部位にも水虫症状が出る病気です。

 

爪にカビのような白い粉がふいたようになることもあれば、黄色や褐色に変化してしまって爪の崩壊や変形を招いたり、爪のオシャレを台無しにしてしまう厄介な症状を持ちます。

 

また、水虫というと非常に不衛生なイメージがあるため、イメージダウンは避けられませんし、実際見た目も醜く、臭いもキツくなります。

 

皮膚科での治療も長期に渡ることが多く、病院に行く時間を取るのが難しい忙しい人は治療が難しいです。再発率も高く、なかなか治療がうまく行かずに諦めてしまう人も少なくありません。

 

そのような爪水虫は周囲にも知らせることができず、一人で治療のために悶々としている人も多いんです。

 

 

爪水虫の原因と傾向

爪水虫の原因は水虫と同じく、白癬菌への感染です。しかし、水虫との決定的な違いは、水虫では白癬菌が足の皮膚に侵入するのに対し、爪水虫では名前の通り爪の中や、爪の内側の皮膚を侵食します。

 

痛みやかゆみといった症状が無いために自覚症状が薄く、気がつくと爪の状態が不健康・不衛生な状態になっていることも少なくありません。

 

白癬菌が急に爪に侵入することはほとんどなく、まずは何かの理由で白癬菌に感染し、水虫が起こって爪水虫となっていきます。そのため、水虫の症状とダブルで苦しむようになる人が多いです。

 

足が蒸れやすい外回りのビジネスマンだけでなく、老若男女問わず症状に悩む人が多くなっています。

 

 

治療方法

皮膚科では飲み薬によって白癬菌に対して体内から抵抗力をつけ、新陳代謝を利用して侵入した角質ごと白癬菌を追い出す治療をします。というのは、一般的に塗り薬は爪には浸透しにくく、通常の水虫には効果があっても、爪にまでは有効に作用しないからです。

 

新陳代謝によって、白癬菌のいない爪に完全に生え変わるまで治療は続きます。そのため、半年から1年は治療期間として一般的です。当然その間、定期的に状態を確認し、薬の処方を受けなければなりません。

 

その上、こうした飲み薬は肝機能障害などの副作用をもたらすため、他の治療方法を模索している人も多い状況です。

 

 

爪水虫の市販薬はレベルが高い

そのような爪水虫を治療するための市販薬が少しずつ増えてきており、従来の水虫治療薬とは違い、浸透力を高めた塗り薬タイプが主流になっています。

 

爪には薬剤の浸透が難しく有効性がないとされていましたが、浸透力を高めた最近の市販薬は、塗り薬であるにも関わらず、爪水虫の治療に大きな効果があり、直接患部に届いて、治療期間の短縮化ももたらしています。

 

市販薬選びのポイントは、

1.浸透力が高い抗真菌成分
2. 水虫症状の緩和
3. 効果が長時間持続する

の三点です。

 

爪水虫では治療だけではなく、現在生じている不快症状を取り除くことも重要で、かつ長期戦を考え、使い勝手が良いものを選びましょう。

 

以上を考慮して、爪水虫対策に有効な市販薬について、クチコミや効果の面から独自に評価し、ランキング形式で紹介したいと思います。

爪水虫の市販薬|人気ケア商品ランキング

クリアネイルショット

クリアネイルショットは、厄介な爪水虫の悩みを解消してくれる浸透力特化型のジェルタイプのケアアイテムです。

 

塗り薬ではなかなか浸透できず、治療が難しいといわれていた爪水虫ですが、有効成分をしっかり浸透させる製法によって作られていますので、トラブルの原因をしっかり追い出し、清潔で健康な爪に導きます。

 

植物由来の成分で作られていますから、副作用の心配がないのも嬉しいところ。病院の飲み薬以上の安全性で足の悩みを解決します。従来の爪水虫対策の限界を超えたクリアネイルショットは、爪の悩みで困っていた人たちに強い味方となってくれそうです。

 

 

価格 容量 評価
2,970円 7g 爪水虫,市販薬,塗り薬

Dr.G’s クリアネイル

Dr. G'sクリアネイルは、辛い爪水虫に有効な塗り薬です。爪水虫の治療に用いられる内服薬は、基本的に副作用があるため、できるだけ外用薬を使いたいというところから生まれています。

 

現在、特許を取得している唯一の爪水虫専用外用薬として、多くの国々で支持されています。強力な浸透力があるドルナフタートが主成分となっていて、爪の上から塗ってもしっかり効果が出ますから、患部に直接的に届き、しっかりと効果を発揮することができます。

 

副作用もなく、欧米諸国ではもはや定番の治療薬として実績ある商品ですから、爪水虫にお悩みの方には強い味方となってくれそうです。

 

 

価格 容量 評価
4,980円 18ml 爪水虫,市販薬,塗り薬

ブテナロックVαクリーム

「ブテナロックVαクリーム」は、久光製薬から販売されている水虫治療薬で、優れた殺菌力を持つ有効成分ブテナフィン塩酸塩の働きによって、爪水虫の原因菌となる白癬菌を殺菌し、治療効果を発揮します。

 

抗菌成分だけでなく、かゆみ止め成分や炎症を抑える成分、またカサカサになってしまった皮膚を柔らかくする成分も配合しているので、治療だけでなく、生じている症状の緩和にも有効です。

 

使用後も爽快感があり、スッキリした気分で過ごすことができると評判です。患部に一日一回塗るだけと使用方法も簡単で、利用しやすいのもポイント。

 

つらい爪の水虫にお悩みの方には非常に心強い商品です。

 

 

価格 容量 評価
1,780円 + 送料 15g 爪水虫,市販薬,塗り薬

ラミシール

ラミシールは、市販されている薬の中でも、特に水虫への効果が期待できる薬です。原因となる菌を同じくする爪水虫やたにしに対しても効果があります。

 

カビを殺菌する効果の高いテルビナフィン塩酸塩を主成分とし、かゆみをおさえるクロタミトンや炎症を抑えるグリチルリチン酸を配合。使い心地にも配慮し、清涼感を与える成分も含まれています。

 

サラサラとしていてクリームの使い心地もよいと評価も高く、一日一回で効果が持続するのも人気の秘密です。

 

根気強く利用している中で、効果を実感できたという人も多いので爪水虫に悩んでいる人には頼りになる商品といえそうです。

 

 

価格 容量 評価
1,320円 + 送料 10g 爪水虫,市販薬,塗り薬

ピロエースZクリーム

ピロエースZクリームは爪水虫の改善に有効な5つの有効成分を配合した水虫治療薬。浸透力が高く、水虫の原因菌である白癬菌を殺菌するラノコナゾール、細菌への感染に有効なイソプロピルメチルフェノール、かゆみや皮膚の炎症を抑えるクロタミトンやグリチルレチン酸、l-メントールを配合。

 

白癬菌を殺菌して水虫を治療するだけでなく、水虫の症状から起こるかきこわしなどの二次被害を防止する効果があります。爪水虫とその周辺に生じる水虫の悩みを解消する効果の高い、クリームタイプの水虫治療薬で、一日一回でよいという手軽さも魅力です。

 

白癬菌による様々な悩みに有効ですから、常備薬としても良いと評判です。

 

 

価格 容量 評価
1,833円 + 送料 15g 爪水虫,市販薬,塗り薬

ダマリングランデXクリーム

大正製薬の「ダマリングランデXクリーム」は辛い爪水虫の症状に有効な治療薬です。原因となる菌を同じくする、水虫、いんきんたむし、ぜにたむしにも有効です。

 

この原因となる白癬菌を殺菌する効果の高いテルビナフィン塩酸塩が配合されていて、その他にも殺菌効果やかゆみ・炎症に効果のある4つの有効成分が含まれています。

 

水虫治療だけでなく、厄介な周辺症状や二次症状にも効果を発揮します。一日一回の使用でよく、多くの水虫のタイプに使いやすいクリームタイプ。

 

爪水虫による爪のトラブルや足の指の疾患に有効性が高く、副作用の心配も少ないので多くの方が愛用しています。

 

 

価格 容量 評価
1,498円 + 送料 15g 爪水虫,市販薬,塗り薬

 

爪水虫の症状と、できる過程

日本の疫学調査では、爪白癬は日本人の10人に1人に見られると言います。爪白癬というのは聞きなれないかもしれませんが、これはいわゆる爪に水虫が起こっている状態で、「爪水虫」とも言われます。

 

水虫は足の裏にできるものと思っていると対処することはできませんから、しっかり症状や原因を押さえておきましょう。

 

爪水虫の症状は?

爪水虫は水虫のような、かゆみや痛みなどの自覚症状はあまりありません。しかし、見た目が重要なポイントになります。
たとえば、

・爪が白く濁っている
・爪が分厚くなっているが、もろく、崩れやすい
・爪に白いスジが入っている
・爪が変形している

 

こういったものが見られたら要注意です。最初は爪の一箇所で症状が見られ始めますが、それが徐々に他の爪にも広がります。症状が進行すると歩行時に痛みを感じたり、爪がボロボロになります。

 

爪水虫は足だけでなく手にも感染していくため、手の爪がボロボロになったりすると作業にも影響が出ることになります。

 

 

爪水虫ができる過程

そういった困った爪水虫ですが、原因は水虫と同じく白癬菌というカビです。足の親指の爪から感染するケースが多いですが、白癬菌が爪の角質に寄生し、爪のたんぱく質をエサに増殖します。

 

そのため、白い部分(=カビ)がどんどん拡大していきます。爪の下はこの菌が育つのに良い環境条件がそろっているため、爪の内側に感染が進むとなかなか治すのが難しくなります。

 

白癬菌は、高温多湿なところでよく育つので、汗で蒸れた靴や靴下は、特に危険がいっぱいと言えるでしょう。白癬菌は人間だけでなく、動物も感染するケースがあります。

 

そのため、白癬菌に感染した動物と接触すると、感染してしまう可能性もあるので注意しましょう。ただ、白癬菌自体は感染力が強い菌ではありません。しかし、放置しておくことで感染リスクは高まりますから早めの治療が重要です。

 

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白癬菌の6つの特徴

足の爪がボロボロになり、また白くカビがついたような状態になる、いわゆる爪水虫こと爪白癬ですが、この直接原因になるのが白癬菌です。水虫の原因菌になるこの白癬菌は、どういった性質を持っているのでしょうか。

 

白癬菌は高温多湿を好む

白癬菌はいわゆるカビですから、やはり高温多湿な場所が大好きです。白癬菌は、足だけでなく体のいろんな部分に感染し、その感染した部分によって病名が違うことがありますが同じ菌によるものです。

 

特に水虫が有名なのですが、白癬菌にとって嬉しい環境が足にあるからです。足の裏は、体の中で汗腺が最も多い場所のひとつで、そして靴下や靴などで覆われているために湿度も温度も高い部分です。

 

足は素足でも湿度が80%以上と言われ、長時間靴を履き続けると、靴の中は湿度100%に限りなく近くなるので注意しましょう。

 

 

白癬菌はケラチンをエサにする

体を作るタンパク質のひとつであるケラチンを、白癬菌はエサにしています。このケラチンが多い部分が、足の裏、手のひら、爪や髪の毛などです。人体にはいくつかのカビが生えるのですが、ケラチンを食べて増殖することができるのは白癬菌だけです。

 

ケラチンを食べることができる白癬菌は困ったことに、ケラチンを食い破って角質層の中に入り込んでしまうため、治療が難しいのです。

 

 

白癬菌の家は死んだ細胞

白癬菌は角質を食い破って侵入しますが、それより奥までは入りません。というのは、白癬菌は死んだ細胞の中でしか活動ができないためです。

 

角質層というのは基本的に死んだですから、白癬菌が入りこめますが、より下の層の皮膚細胞は生きていて免疫機能が働くため白癬菌は入れません。毛髪や爪、また角化が進んだ足などに白癬菌が増えるのはこのためです。

 

 

白癬菌は治療が難しい

白癬菌は付着してすぐ角質層に入り込むわけではありません。白癬菌は上記の通り、高温多湿でその活動を活発にしていきます。また、洗い流されることも少なくないので、角質層にまで侵入するには、それなりの時間を要します。

 

必要な時間は足なら約24時間と言われていて、その他の部分であれば、白癬菌にとってはより環境が悪いので時間がかかります。ですが、一度角質層に入り込むと、奥の方にしっかり取り付いていくので、表面を洗い流しても簡単には無くなりません。

 

基本的に白癬菌の除去は、菌が住んでいる角質層ごと剥がす必要があるので、治療は困難になりやすいのです。皮膚の白癬菌もそうですが、爪の中に入った白癬菌はより厄介になります。

 

 

白癬菌は殺菌できない

菌なのだから、消毒したら大丈夫だろうと考える人がいますが、実はカビの菌はいわゆる細菌と呼ばれるものよりも強い生き物です。そのため、一時的に活動を抑制することは出来ても殺菌には至りません。

 

家庭用の医薬品程度の消毒薬には、白癬菌を殺せるようなパワーは無いので、増殖の速度を遅くし、症状を緩和する程度の効果しかないと考えてください。

 

 

白癬菌は冬でも死なない

高温多湿が大好きな白癬菌は、寒く乾燥している冬にはいないと思いがちですが、冬だとしても、人間に付着した白癬菌は生き残る可能性が高いです。

 

冬でも人間は新陳代謝をしていますから、白癬菌の付着している角質が剥がれ落ち、また増殖力が低下している状態ですから状態は改善しやすくなっています。しかし、勘違いしてはいけないのは、菌は生きているということです。

 

繁殖しないだけで、角質内には残っている可能性がありますから、また季節が来たり、もしくは患部だけでも高温多湿になる時間が長ければ、当然増殖して症状が出ることもあります。

 

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爪水虫の見分け方のポイント

爪水虫の症状では、爪にカビが生えたように白くなったり、また爪がもろくなってボロボロと崩れるようになると言います。ただ、こういったことは必ずしも爪水虫によって起こるわけではありません。

 

どのようにして、爪水虫を見分けると良いのでしょうか?

 

水虫に心あたりは無いですか?

実は爪水虫を考える上で重要なポイントになるのは水虫の有無です。何故なら、爪水虫は水虫と同じ白癬菌が原因で生じるからです。

 

そして、爪というのは基本的に皮膚よりもずっと密度が高く侵入が難しいため、よほど水虫が進行している状態でなければ簡単には菌の侵入は起こりません。実際、爪水虫の人のほどんどは、指先や指の間に水虫菌が見られます。

 

ですから、爪だけでなく患部の指やその周辺にかゆみなどが無いか、または水虫を経験したことが無いか、確かめてみる必要があります。爪がもしも割れたり欠けたりしていても、他に水虫がないのなら、ただ狭い靴で激しく動きまわるなどして負荷が強くかかっているのかもしれません。

 

逆に、長年水虫を抱えている人で爪が黄ばんできたなら、ほぼ間違いなく爪水虫と考えられます。

 

 

爪の状態をチェック

爪水虫の特徴のひとつは、爪の色の変化です。健康な状態の爪というのは透明感があるものですが、この爪が白く濁ってきたり、黄色っぽく変色してきているのが見えたら要注意です。

 

そして色のついた部分が拡大したり、爪が弱くなってボロボロと割れたり欠けたりしてくるようなら、ほぼ断定して良いでしょう。爪水虫の症状で言えば、こうした爪の色の変化はまだ初期段階です。進行していくと、爪がめくれてきたり、割れたりすることもあります。

 

 

生活を振り返ってみる

さらに、自分の生活を振り返ってみましょう。長時間、靴を履いての立ち仕事に従事している人ほど、爪水虫になりやすいのは言うまでもありません。靴の中が蒸れて高温多湿となり、白癬菌が増殖しやすいからです。

 

もしも、そのように靴を長時間履いていたり、高温多湿の状況が足に生じてないか、よく考えてみてください。日常的にそういった習慣があるのでしたら、可能性はかなり高いと言えます。

 

上記のような点をチェックしてみると、爪水虫なのかどうかおおよそ判断できます。もしもそうである場合には、放置せずに早めに治療を開始しましょう。

 

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爪水虫の治療のポイント

実は10人に1人は感染した経験があると言われている「爪水虫」ですが、これは白癬菌というカビの一種が、爪の中へ侵入することで生じるものです。主な症状として、爪や周辺が白や黄色に濁ったり、爪がもろく崩れやすくなる、また進行すると靴を履いて歩く際に痛みを生じることもあります。

 

こういった爪水虫を治療・改善するにはどのようなポイントに注意すべきでしょうか。

 

何と言っても早めに対処すること

爪水虫というのは水虫であり、上記のようにカビの一種の感染によって生じます。こういったカビは時間が経過するほどに繁殖していくものです。自然に治るという考えは甘く、放置しておいて死滅することはありません。

 

時間が経つと角質の奥に隠れこんで根付いてしまい、さらに増殖してしまうほどに治療が難しくなりますから症状が見られるようであれば早めに対処をしていきましょう。基本は皮膚科でもらった薬をしっかり使用することです。

 

 

薬を正しく使用する

皮膚科を受診すると、内服薬もしくは外用薬(塗り薬)が処方されます。基本的にはこれらを正しく使用していけば数ヶ月では治療できますが、爪水虫は肉眼では認識できないため、見た目の症状が消えたとしても、自己判断で治ったと考えるのはやめておきましょう。

 

処方された薬は使い切った上で、再度受診して完治を確認するようにしてください。

 

 

清潔に保つこと

カビの一種ですから、清潔を保っておくことによって増殖を防げます。特に、死滅した細胞に白癬菌は住み着き、また人間のたんぱく質を食べるために、体が不潔な状態で、古い角質(=垢)が多くなっている状態なら白癬菌にとっては理想の環境です。

 

しっかり石鹸などで指の間や爪先も洗うように心がけましょう。

 

 

高温多湿に気をつける

白癬菌は高温多湿の環境を好みます。汗と暑さで蒸れている靴や靴下に覆われた足というのは、それこそ白癬菌の生育環境に最適となってしまいます。そのような環境を作らないように、普段から足の風通しをよくして、乾燥させるように心がけましょう。

 

それだけで白癬菌の増殖を抑制し、治療を早く終わらせることができます。温度は低いほうが好ましいですが、末端は冷えやすいので、温度管理よりも湿度の管理を重視するのが良いでしょう。

 

できればマメに靴や靴下は履きかえるのが理想的です。

 

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爪水虫の治療方法

爪水虫は、爪が白癬菌という水虫の原因菌に感染する病気です。この状態が進行すると、爪はボロボロになり、歩行時に痛みを生じるようになります。この治療のためにはどのようにするのが良いのでしょうか。

 

最も大事なことは予防

治療の方法の前に、最も大事な予防について触れておきたいと思います。白癬菌はそれほど感染力の強い菌ではありません。しかしながら、一度感染してしまうと、足や爪のタンパク質をエサにして、どんどん増殖していってしまいます。

 

治療は可能ではありますが、菌を全滅させるということは簡単ではなく、長期にわたって治療することになるのが普通です。というのは、爪が一度感染していると、完全に根元まで菌のいない状態の爪が再生するまでには、6ヶ月以上かかるのが普通だからです。

 

ですから、可能な限り予防をすることが一番で、治療が必要であれば早めに治療を開始することが大切です。

 

 

爪水虫の治療方法

爪水虫の有無は、まずは爪の状態を目視して疑われるようであれば、その部分を採取して顕微鏡で観察して判断します。大体10分程度の検査で終わることが多く、もしも菌の培養が必要な場合には、その分の期間が必要となります。

 

白癬菌が確認され、爪水虫と診断されると、次のような方法で治療を行います。

 

塗り薬による治療

白癬菌が足に感染しただけであれば、塗り薬で治療が可能です。ただ、爪の内部にまで入りこんでいる場合には薬が浸透しにくいため、原因菌への効果は期待しにくいと言われています。

 

浸透力の高い薬も出てはいますが、それでも確実な効果は期待できないと言われます。ただ、塗り薬のメリットは副作用が出る心配が少ないことです。

 

飲み薬による治療

医療機関で最も多く用いられる治療方法です。抗真菌剤を飲み薬で服用して、体の内側から治療する方法です。イトリゾールやラミシールという薬がよく利用されます。イトリゾールは、摂取と休息(観察)を繰り返しながら、短期間で状況を改善するために用いられます。

 

基本ペースは1週間飲んで、3週間は服用せず、というリズムを3回繰り返します。ラミシールは1日1回、毎日飲む必要があり、期間はイトリゾールより長くなりますが、その分、治療の確率も高い方法です。

 

ただ、これらの薬のデメリットとして、消化器に異常が出る場合があります。下痢や腹痛、吐き気、胃のむかつき、肝機能への悪影響などがわかっています。

 

外科的治療

外科的治療では、レーザー治療によって爪白癬を蒸散、殺菌します。ただ、自由診療の範囲内ですので、対応している病院としていない病院があります。月に1回というペースで、治療の進行具合を見ながら何度か繰り返していきます。

 

完治を目指す上で、どの程度の回数が必要になるかは読みにくいため、費用の見積もりが難しいというのが欠点です。ただ、副作用の心配がほとんどないのがメリットです。

 

 

治療に関しての注意

上記のような治療方法はありますが、完治について自分で判断してはいけません。白癬菌などの細菌は、肉眼で捕らえられるのはよほど増殖した場合です。ですから、治ったと思っても実は残っていて、その後時間をかけて増殖し、元に戻ってしまうこともあります。

 

ですから、治療を行いつつ、定期的に検査のために通院することが必要で、素人判断で治療の終了を決めないようにしてください。

 

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爪水虫の市販薬の種類

水虫の治療となると、やはり基本的には皮膚科で診察を受けるのが良いでしょう。ちょっと恥ずかしいといって受診を避けて、自力で治そうと思っても良い結果になることはほとんどありません。

 

ですから、しっかり症状を見てもらってから、症状に合った薬を使いましょう。とはいえ、病院に行くことが難しい場合には市販薬に頼りたくなるのも事実。そういう時のために、市販の水虫治療薬について少し勉強してみましょう。

 

基本は清潔にしてから

どんな薬だとしても、不潔な状態の患部に塗るなら効果がありません。薬そのものが患部に触れることができなかったり、または皮膚が固くなっていて薬が浸透せずに効果が出なくなります。

 

患部をまずはしっかり洗って、水分もふき取ってから薬は利用しましょう。

 

 

市販の水虫治療薬の種類

水虫の治療薬は多くの種類が市販されています。選ぶ際の基準は、水虫の症状から考えていきます。また、患部を掻いてしまったりして傷があるのかどうか、そして一日に何回使えばいいのかなどを判断材料にすると良いでしょう。

 

クリーム・ゲルタイプ

クリームやゲルタイプの水虫薬は最もスタンダードなタイプです。肌の表面がカサカサしてきて皮がむけるようなタイプにより有効です。乾燥してくるとかゆみが強くなるので、保湿してくれる効果もあります。

 

水泡ができていたり、ジュクジュクしているタイプや、角化して固くなってしまっているタイプだとしても、幅広く使うことができます。

 

液状タイプ

スーッと塗って使える液状タイプの塗り薬は、浸透力が高いのがポイントです。ただ、効果があまり持続しないタイプも多く、角化しているような状態だとあまり効果がないので気をつけましょう。

 

スプレータイプ

かゆみが強いと感じる時にはスプレータイプが便利です。スプレータイプには、冷却効果のあるものも多いので、かゆみやその原因になる炎症を鎮める効果の強いものが多いです。

 

ただ、治療効果という点や浸透力という点では弱いため、治療というよりも応急処置的な使い方が良いかもしれません。

 

 

OTC医薬品の水虫薬をうまく利用しよう

最近の薬局・薬店ではOTC医薬品の商品が増えてきています。OTCとは「Over The Counter」の略で、カウンター越しに購入するものです。

 

もともと医療用として病院で用いられていた薬が、安全性や成分に問題がないとして一般向けになっているもので、普通の市販の薬よりも高い効果が期待できます。

 

水虫薬としてもOTC医薬品は出ていますから、そういったものを利用すると良いかもしれません。詳しくは薬局・薬店の薬剤師さんに相談してみましょう。

 

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爪水虫治療に市販薬を使う際の注意

爪水虫になったとしても、初期段階では目視で症状がわかることはあまりありません。だんだん進行するにつれて、かゆみや爪がボロボロになるという症状が出て、それでまずいと思って治療に入るケースが大多数です。

 

しかしながら、治療したいと思っても病院を訪れる人というのはそこまで多くはありません。まず多くの人は、水虫かもと思った時に心理的に人に知られたくないと思い、自分で薬を買って治そうとするのだそうです。

 

ですが、こういった市販薬を利用する際には、いくつか注意しておいた方が良いことがあります。

 

水虫は簡単には治らない

市販薬を利用した人の感想で多いのが「あまり効果がない」というものです。しかし、こういった人の大多数は水虫についての理解が足りません。水虫は基本的に治療に半年以上の期間がかかります。

 

これは市販薬だろうと病院で治療しようと違いはありません。ニキビなどのように塗っておけば数週間で治るだろうと考えていると、いつまで経っても改善されないためにイヤになって投げ出すかもしれません。

 

 

飲み薬は市販薬には無い

一般的に皮膚科では、爪水虫の治療には、抗真菌剤の内服薬(飲み薬)を処方します。これは体の内側から原因となっている白癬菌に対して殺菌力のある薬を取り込み、角質の奥や爪の内側に入りこんだ菌を殺していく薬です。

 

塗り薬は固くなった角質や爪の内側まではなかなか浸透できませんから、爪水虫の対策としては効果が出にくいという声も多いです。では、市販の飲み薬は無いのかといえば、ありません。

 

白癬菌を殺せるほどの強い成分は、副作用の心配もありますから、一般の人に向けては販売されていないのです。一応、念押ししておくと、効果があるといっても半年は少なくてもかかりますので、完治を目指すなら飲み薬もしっかり続ける必要があります。

 

 

塗り薬は毎日塗ること

飲み薬と塗り薬では、続けやすさがまるで違います。塗るだけでいいのですから、毎日続けるのは簡単ですが、もしも一日二日、間が抜けてしまったとしてもわかりにくいのが塗り薬です。

 

特に市販の塗り薬はいつでも購入できるために、何をどれだけ使ったか、それがわかりにくくなる傾向があります。決められたタイミングでの利用を地道に継続することが治療の近道です。

 

 

完治は自己判断しない

冒頭でも少し触れましたが、目視で水虫がわかることは初期の段階や、治療が進んだ段階ではかなり難しいと言えるでしょう。ですから、市販薬を使い続けておおよそ治ったと思っても、自分の判断で薬の使用をやめてしまうと、実は菌が残っていて、再び増殖を始めてしまう危険性があります。

 

治療ができたと思ってもすぐには薬を塗るのはやめずに、最終的には皮膚科で必ず確認してもらうようにしましょう。

 

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病院で使われる爪水虫治療の薬

病院での爪水虫による治療は主に内服薬(飲み薬)となります。

 

足に生じる普通の水虫に対しては外用薬(塗り薬)が用いられるのが主ですが、爪水虫の場合には爪の内側にも菌が侵入している可能性が高く、そのため患部に届きにくい外用薬よりも、確実に飲み薬によって治療が行われます。

 

爪水虫で服用する飲み薬はイトリゾールとラミシールの2種類で、それぞれ特徴が違いますので理解しておくと良いでしょう。

 

 

イトリゾール

イトリゾールは、細胞膜の生合成を阻害する効果を持つ抗真菌(カビ)剤です。水虫の原因となる白癬菌だけでなく、多くのカビによる症状に対して有効です。この薬を利用する際は、パルス療法という治療法となりますが、これは一週間、連続して薬を服用し、それから三週間休むようにします。

 

このサイクルを3〜4回ほど繰り返すうちに体内から菌が殺菌されます。イトリゾールは、吸収の悪い薬剤で、食後に飲むようにして、他の食品と一緒に吸収させるようにします。

 

空腹時にも飲めないことはありませんが、成分の半分も吸収されないようです。副作用として、肝臓の機能低下や障害をもたらす可能性があります。

 

 

ラミシール

ラミシールもまた真菌の増殖を抑え、カビを殺菌できる薬です。ラミシールを使用する場合の注意点に、定期的に血液検査が必要なことがあります。というのは、ラミシールは肝機能の低下などを引き起こすことがあり、血液検査は肝臓の状態を把握するために行われます。

 

もしも肝臓に何かしらの問題がある場合は、ラミシールの服用を停止し、場合によっては薬の変更が行われることもあります。イトリゾールと違い、毎日服用することが必要な薬です。

 

 

妊婦や授乳中は使用できない

これらの薬は、肝臓の機能に悪影響があり、人によっては下痢や腹痛を生じることもあるようです。そのため、妊婦や授乳中の女性は使用を禁止されています。血液を伝って成分が赤ちゃんに入り、悪影響が生じるのを防ぐためです。

 

このような場合は、いったん治療は外用薬に頼るしかありません。

 

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爪水虫の飲み薬の副作用とは?

爪の奥にまで白癬菌が入り込んでしまうことによって生じる爪水虫ですが、これは従来の塗り薬では十分に浸透することができず、完治にいたるケースはあまり無いと言われています。

 

そのため、皮膚科では現在のところ、内服薬(飲み薬)によって抗真菌剤を投与し、内側から白癬菌の影響を受けない爪を作って治療をしています。ただし、この飲み薬には副作用の危険性があるとも言われています。

 

主な副作用

皮膚科で健康上の問題がないと判断されると、抗真菌剤の飲み薬が処方されます。この抗真菌剤ですが、胃の不快感・下痢・腹痛といった胃腸の不調や、肝機能の低下や肝機能障害を起こす可能性があることがわかっています。

 

体質によってこれらの症状には個人差がありますが、基本的に肝臓で薬を分解したりする際に大きな負担を肝臓に強いるために、肝臓の弱い人に対しては処方されません。

 

また、妊娠時・授乳時などの女性では、もともとこういったトラブルが多いため、より悪化させてしまうことを避けるために処方はされないことになっています。

 

 

事前に血液検査があるので大丈夫

こういった副作用があるため、まず肝臓の状態などを確認します。そのためには複雑な検査をする必要はなく、血液検査が行われます。

 

血液検査の結果を見れば、肝機能の正常や異常はわかりますし、またその後の薬の服用によって異常が生じればすぐにわかるようになります。基本的にこういった検査がありますから、ほとんど副作用が起こることはありません。

 

 

飲み薬の注意点

病院で処方される薬はもちろん、市販薬でもサプリメントでもそうですが、必ず指示された使用方法を守るように心がけましょう。水虫治療の内服薬は、治療が長期になることがほとんどですが、多く薬を飲んでもそれが早まることは仕組み上、まずありません。

 

こういった副作用の危険もありますので、大丈夫だと診断されても、用量や用法は必ず守って服用することが大切です。

 

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病院における爪水虫治療の費用と期間は?

見た目も悪いので、素足にサンダルやミュールを履きたい人や、またペディキュアなどを楽しみたい人にとっては早く治したいものです。では、どのくらいの期間が治療には必要で、費用はどれほどかかるのでしょうか。

 

治療の仕組みを確認

実際の期間や費用の話の前に、どのように治療するかを確認しましょう。大きく分けて、外用薬を利用するか内服薬を利用するかになります。基本的に自然治癒はありません。自然に治癒される速度よりも速い速度で増殖するために悪化する一方です。

 

病院では一般的に、抗真菌薬を内服薬で処方して治療を行います。これによって体に真菌(カビ)の感染が生じない新しい細胞をどんどん作り、一方で原因菌に感染した古い細胞は新陳代謝で排出する、といった仕組みで治療を行っていきます。

 

 

治療にかかる期間

感染した爪を切り落として患部周辺に薬を塗ることにより、1ヶ月〜2ヶ月程度でも十分に治ることもあります。

 

進んでいるケースでは内服薬が選択股になりますが、内服薬には二種類あり、ひとつは継続的に飲み続けるタイプで、もうひとつは1週間飲んで三週間休むというサイクルを数回繰り返すものです。

 

どちらにしても、半年〜一年程度の期間が必要とされています。これは爪の感染の進行具合にもよりますが、おおよそ爪の根元から先まで全部が入れ替わるのに必要な期間です。進行がそれほど進んでいなければ、もっと早く回復することもあります。

 

 

治療にかかる費用

外用薬は市販薬か病院の薬か、そして症状の進行度合いにもよりますが、およそ数千円の出費を4〜5回程度繰り返すうちに治りますので、総額でも2万円くくらいで治療できることがほとんどです。

 

内服薬を用いる場合、継続して飲むタイプだと、一月分の薬代に定期検査の費用を込みで3000〜4000円で、それが半年で2万円前後、一年で4〜5万円程度になります。

 

飲む期間が短いタイプの薬は薬価が高く、定期検査は不要ですが、一ヶ月あたりで7000円程度になるため、半年で4万円前後、一年で8〜9万円となります。

 

保険が適用されても治療費はかなりかかりますから、できるだけ早く治療が済むように、症状の進行に注意し、処方された薬をしっかり使用しながら早期治療のために努力しましょう。

 

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爪水虫の際の爪切りの注意点

爪水虫になってしまった場合でも、爪は毎日成長しています。そうなると当然、爪切りをする必要があるわけですが、爪水虫になってしまっている場合は爪の切り方にも注意が必要です。

 

周囲への感染に気をつける

一人暮らしの場合はそこまで注意する必要はありませんが、家族と一緒に暮らしている場合には、周囲への感染に注意が必要です。たとえば、爪切りを共有することはNGです。ちょっとでも白癬菌が残っていると、他の人に感染する恐れがあります。

 

また、切った爪や削った爪のクズなどが床に散らばってしまったりすると、それを踏んだ人が白癬菌に感染してしまうこともあります。できるだけ使った道具は殺菌処理することも大切です。

 

菌が生きていて、せっかく治療が進んでも再度感染する可能性があるからです。道具への付着などのリスクを考えても、きちんと洗って乾かしてから爪切りは行うようにしてください。様々な感染のリスクも考えて、細心の注意を払って準備することが大切です。

 

 

爪がやわらかく、もろくなっていることに注意

爪水虫になってしまうと、爪はやわらかく、もろくなってしまっています。また、時には変形や厚みを生じているために、普通の爪切りでは切りにくいケースも。そのため、先が細いニッパーや、使い捨てできるヤスリなどを用意しておくと、爪切りが多少やりやすくなります。

 

また、爪がもろくなっているので、切っている最中に爪がはがれることもあります。少しでもリスクを少なくするためにも、切っている最中は爪を上から押さえましょう。

 

 

切り過ぎない、伸ばしすぎない

普段の爪切りでもそうですが、深爪するほど切ったり、長すぎる爪は、爪水虫の場合には良いことはありません。深爪は爪の変形を招きやすく、ちょっと爪が破損した場合に、爪の内側が露出してしまって痛みを生じることも多いです。

 

また、長すぎると歩行時などに圧力がかかってひび割れやすくなります。ですから、普段よりも適度な長さを維持することにこだわり、定期的に高頻度で爪の手入れをするようにしましょう。

 

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毎日できる爪水虫予防策

爪水虫は急になるのではなく、水虫になってから爪にまで入りこむことがほとんど。ですから、普段から水虫に注意しておけば自然と爪水虫は予防することができます。

 

どういった点に気をつけておくと良いのでしょうか。大きく外出時と自宅内に分けて考えてみましょう。

 

外出時の注意点

外出中は感染した白癬菌を最も増やしてしまいやすいタイミングです。逆にこの時間帯を無難に過ごせば、垢と共に付着した白癬菌は自然と落ちていきます。

 

靴下に注意

まず注意したいのが、靴下内の足の蒸れです。水虫でもそうでなくても、靴下の中が蒸れていると強いにおいを発します。高温多湿を水虫菌は好みますので、できれば替えの靴下を用意し、蒸れたり濡れたりした場合には取り替えられるようにしておきましょう。

 

蒸れ対策に5本指の靴下をつけると良いという話もあります。一般的な靴下、5本指の靴下、どちらの場合でも素材は通気性が良いものにしましょう。

 

 

靴を長時間はかない

外回りが多い人や、立ち仕事の人に多く見られるケースですが、長時間靴が脱げないという状況になると、靴や靴下の中は蒸れてしまい、水虫が増える格好の環境となります。

 

また、サイズが窮屈だと、足の指がくっついて指間が蒸れやすくなります。食事の際や、デスクワークができる時間帯だけでも靴を脱いだり、サンダルに履きかえられるようにすると良いでしょう。

 

 

自宅内での注意点

自宅は靴や靴下を履く必要性があまりないので、菌が増えることは少ないですが、家族に水虫を持っている人がいる場合には感染のリスクが最も高い場です。できるだけ足を清潔に保つことや、共有する道具に注意することです。

 

スリッパは共有しない

ベランダやトイレのスリッパを共有している場合、そこから水虫がうつる場合もあります。できれば定期的にスリッパも洗って日光で干し、衛生状態を保ちましょう。

 

マット類も注意

玄関マット、バスマット、キッチンマットなども要注意です。洗う頻度が少なかったり、汗をかいた足でそのまま踏んでいるケースも多く、感染源として多く名前が挙がる場所となっています。

 

爪切りの共有に気をつける

家庭内で爪切りを共有していることも多いと思いますが、もしも水虫を持っている人がいる場合や疑わしい場合は別で用意しましょう。爪水虫の感染経路となる可能性があります。

 

家庭内の衛生状態に注意

家の掃除をしっかりすることも大切です。共働きの家庭や全員が出払うことが多い家庭では難しいこともありますが、床や畳、じゅうたんなど、普段から家族が歩く場所は特に衛生状態に注意しましょう。

 

また、靴も定期的に洗うようにするなど、基本的なことをしっかり行いましょう。

 

体を清潔に保つ

体をいつも清潔に保つことは予防の基本にして最高の方法です。石鹸を使って丁寧に洗うということや、帰宅時には足をまず洗うなど、そういったルールを徹底することはリスクの低減に有効です。

 

家族同士で互いに関心を持ち合って、注意していくことも大切です。

 

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爪水虫になりにくい靴選び

爪水虫を予防する上で、足元の靴選びは最も大事なポイントのひとつです。爪水虫になりやすい種類の靴もあれば、なりにくい靴もあります。爪水虫の予防につながる靴とは、どういったものなのでしょうか。

 

最重要ポイントは「通気性」

水虫の原因菌となる白癬菌を予防する上で、最も重要なことは菌が活発化する高温多湿の状態を避けることです。そのためには通気性の良い靴を選ぶ必要があります。

 

人間は、毎日足からコップ一杯分の汗をかいていると言います。それをほとんど靴下や靴は吸収し、空気中に放出しているのですが、そういった機能が弱いと足はどんどん蒸れていってしまいます。

 

汗だけでもそうですが、雨の日などは靴の中はより大変な環境となっています。

 

 

「機能性の高い靴」には要注意

今は機能性の高い靴が色々と出ています。たとえば、冬場でもしっかり足元の温度を保ってくれる気密性の高い靴や、工場や工事現場などで安全を守ってくれる安全靴、調理場など水を使う職場で利用される長靴、足をスラッと長く見せてくれるブーツやハイヒール、ビジネスマンの必須アイテムである革靴など、種類も機能も様々です。

 

しかし、こういった目的の機能は良いのですが、そのために上記の通気性が犠牲になっていることも少なくありません。こういった靴を常時履いている人に、爪水虫の人は多いのです。

 

 

爪水虫になりにくい靴を選ぼう

では、どのような靴を選ぶのが予防に効果的でしょうか。まずは、通気性は何よりも重視してください。そして、先端の細い靴や小さめサイズの靴は避けましょう。空気がこもりやすく、また足の指が密着してより蒸れやすく汗も出やすくなります。

 

また、爪を圧迫してしまうと爪が痛みやすくなります。履くことで姿勢が悪くなるような靴もよくありません。姿勢が悪くなると血流が悪くなり、結果として白癬菌の活性化しやすい体温に近づいてしまいます。

 

できれば洗うことができる靴を選ぶというのも大切です。洗えないにしても、インソールの取替えができるものを選んだり、それも難しければ除菌スプレーなどでケアをするようにしましょう。

 

足の形や用途によってもベストの靴は異なってきますが、上記の点に注意して選ぶことで水虫のリスクは大きく低下させることができます。

 

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爪水虫になりやすい人とは?

病気の多くはその原因から、かかりやすい人を事前に予想することが可能です。爪の先や内側に白癬菌が感染してしまう爪水虫にも、当然なりやすい人がいますが、どのような人がそれに該当するのでしょうか。

 

白癬菌を理解しよう

白癬菌は一般的に水虫と言われる病気の原因菌ですが、実はこの菌がどこに感染するかで病名に違いが出ています。頭につけば頭白癬、股間ならインキインタムシ、足なら水虫といった具合です。

 

この菌は高温多湿を好み、人間や動物のたんぱく質の一部をエサとして増殖します。基本的に古い角質などの死んだ細胞にしか生息できませんが、一度生息すると奥深くに根付いて長期に渡って活動を続けるため、たとえ体から離れたとしてもしばらくは付着・感染の可能性があります。

 

 

爪水虫になりやすい人とは?

爪水虫になりやすい人は、上記の白癬菌がついてしまいやすい人です。次のような人は注意が必要です。

 

免疫力・抵抗力が弱い人

毎日お風呂に入っていても水虫が生じるとしたら、免疫力や抵抗力が相当弱っている可能性があります。通常、たとえ白癬菌がついてもすぐに病気が出ることはなく、通常は24時間程度の時間が必要と言われています。

 

そのため、たいていは発症の前に洗い流されてしまうので問題はありません。疲れやストレス、栄養不足など免疫力を弱らせるので、生活習慣に注意しましょう。

 

清潔にしていない人

白癬菌は上記のように古い角質などを住処にして活動します。ひとつの目安としては、切っても痛くない部分には生息すると思いましょう。毎日体をきれいに洗っているなら問題となることは少ないですが、こういった部分が汚れたまま放置されていると菌には格好の住処となります。

 

足の蒸れやすい靴や靴下を使っている人

水虫は中年のオジサンがかかる病気というイメージを持っている人もいますが、それは長時間、革靴を履いているといった状況の人が多かったからです。

 

長時間はき続けると、靴や靴下の中は高温多湿の状態になるとされ、特に梅雨の時期や夏場は湿度100%という状況も珍しくありません。これこそが白癬菌が最も好む環境ですから注意しましょう。

 

家族に水虫の人がいる

水虫の最大の感染経路は家庭です。爪切りやバスマット、スリッパの共有などには十分に注意しましょう。遺伝するわけではありませんが、家の中を水虫菌の保菌者が素足で歩くなどすると、そこかしこに白癬菌が付着する可能性があります。

 

家の中を清潔に保つことはもちろん、保菌している人は注意深く生活しましょう。

 

 

水虫は誰でもかかる可能性がある

水虫というのは、上記のような人がかかりやすいといえるのですが、従来のように中年の男性に多いというようなことはもう言えなくなっています。

 

水虫の発生原因のひとつである、靴の高温多湿な状態というのは全年代に見られ、子どもたちも学校に一度出れば塾通いなどで長時間靴を履き続けているため、靴内の環境は白癬菌にとっては非常に好ましいものになっていることでしょう。

 

また、女性だとパンプスやヒールなどの靴で、足先が細くきれいに見えるようになっているものがありますが、これらは足の指を密着させるために指間が蒸れやすく、長時間の着用によって白癬菌が育ちやすい環境を作ってしまいます。

 

素足の時には、足の指を意識的に開くなどして風通しを良くすることも大切です。水虫はこのように誰でもかかる可能性がありますから、清潔や通気性に十分注意して生活することが大切です。

 

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爪の水虫は女性に多い?

爪水虫は中年の男性に多いというイメージがある人も多いと思いますが、実は最近、女性の爪水虫も若い年代から中高年に至るまで増えているそうです。これはいったいどうしてなのでしょうか?

 

爪水虫は女性に多い?

爪水虫も一般的には水虫の原因菌である白癬菌が感染することから始まります。そのため、爪水虫になる人は水虫も患っている人が多く、基本的に感染経路や原因は同じです。

 

水虫になりやすい人は、長時間靴を履いている、足が汗をかきやすい、靴や靴下の内側の衛生状態が悪い、そういったことがまず考えられるのですが、こういった環境下に現代の女性たちは置かれやすく、その結果、爪水虫が多くなっていると言われています。

 

 

足元に注意!

たとえば、足元のオシャレを楽しむためにブーツを履く人も多いですが、ブーツは基本的に防寒用ですから、通気性は悪く保温性が高くなっています。そのため、汗をかいてしまうと靴の中は高温多湿の状態になり、白癬菌が活発化して繁殖しやすい環境となってしまうのです。

 

しかも、ブーツの内側からストッキングを履いていたりすると、さらにこの環境は強化されてしまいますから、水虫になりやすくなってしまうわけです。ブーツだけでなく、ヒールやパンプスなどだとしても、デザインが重視されて通気性が悪い靴も多いですよね。

 

先端が細い靴の場合には、足の指が密着してしまってさらに指の間が蒸れたりします。可能なら、オフィスなどでデスクワーク中はサンダルに履き替えるなどして、足の通気性を保つように気をつけましょう。

 

とにかく、同じ靴を長時間履きっぱなしになることを避け、そして足元の通気性を確保して、白癬菌の繁殖しにくい環境を作ることが大切です。

 

 

女性の社会進出と水虫

実は、一昔前の中高年男性の水虫のイメージは、会社マンや工場労働などで、一日中靴を履きっぱなしで外勤している人で、水虫を罹患してしまった人が多いために作られたイメージです。

 

今や女性の社会進出も進んできて、仕事中は通気性の悪い靴やストッキングを履かざるをえない、そういった女性たちも多くなってきています。さらに、学生たちだとしても、学校が終わってもそのまま塾通いをする子も増え、外出時間(=靴を脱げない時間)がどんどん増えているのです。

 

そのため、年齢や性別による差がどんどん無くなってきています。自分と水虫は関係ないと言わず、普段から予防に努めることが大切です。

 

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爪水虫と水虫の違いはどこにある?

水虫と爪水虫は別のものとして扱われることもありますし、同じように扱われることもありますが、この二つの違いはどこにあるのでしょうか。

 

共通点は

水虫と爪水虫の共通点は、白癬菌という菌が発生原因であるということです。この菌はカビの一種で、これが皮膚の角質や爪に感染して水虫や爪水虫が生じます。

 

カビですから放置しておくとどんどん広がっていきます。最初から爪に感染するケースは少なく、水虫が指に起こっていて、それが進行した結果爪の水虫に至るケースがほとんどです。

 

白癬菌は高温多湿を好むために靴や靴下の中で蒸れた場合に繁殖しやすく、また生命力も高いために一度感染するとなかなか絶滅させにくいです。

 

 

症状の違い

水虫と爪水虫とでは、その症状に違いがあります。水虫の場合には、白癬菌が足の指や足の裏など皮膚の角質や皮下組織に侵入し、その刺激によって炎症などが生じ、かゆみや水ぶくれが生じます。

 

一方の爪水虫は、症状としてのかゆみや痛みはありません。というのは、爪には神経が通っていないからです。見た目に白いカビのようなものが出たり、爪がもろくなるようなら、それ爪水虫の症状ですが、だいぶ進行している状態と言えます。

 

 

より厄介なのは爪水虫

水虫も皮膚がボロボロになって、かゆみや痛みを生じることもありますが、それでもより厄介なのは爪水虫です。爪水虫が厄介な理由は、爪そのものや爪の内部の皮膚にまで感染するため、塗り薬での治療や清潔さを保つことが難しいことがあります。

 

つまり、治療方法が限定されるということです。また、爪水虫というのは基本的に水虫が進行した結果生じるために、水虫症状も周辺の皮膚などに起こっていることがほとんどです。

 

さらに問題なのは、爪自体がボロボロになることで、歩行時などに痛みが生じることです。普段は気にすることは無いですが、人間は力を入れる際には爪が無くてはならず、爪が無い状態では地面を蹴ったり、物を掴んだりする際に痛みが生じ、また力を入れることができません。

 

そのため、生活に大きく影響が生じる可能性があります。自覚症状がほとんどなく進行し、そして気づけば大きなトラブルとなる点、そして治療が難しいという点において、より爪水虫は厄介なのです。

 

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〜コラム〜
爪は髪の毛と同じで、皮膚の一部で、身体の肌と異なる形状で、神経はありません。この神経がないということが爪水虫と大いに関係します。つまり爪水虫に感染しても初期の段階では痛くも痒くもないので、つい症状が進んでから気がつくのです。
◆爪水虫=爪白癬の症状
爪水虫は白癬菌というカビ菌の一種が爪にとりつくことで発症します。カビ菌は日常生活のあらゆるシーンに棲息していて、真菌と呼ばれますが、その数は10種類ほどです。そのうちの白癬菌が足の爪などにとりつくと、内部へ入り込み、そこにあるたんぱく質のケラチンをエサにして繁殖します。そうなると、爪に異常が発生し、それは爪の色が白く、あるいは黄色く変色したり、爪自体が分厚くなるという症状になります。同時に爪の周囲が痒くなったりしますし、爪がポロポロになり、筋が入って脆くなり、欠けたりします。
◆爪水虫の症状=要治療
基本的に爪水虫に感染しないようにするには、まずは清潔であることですが、なにしろカビ菌は目に見えないのが厄介です。いくら自分のケアをしていても、白癬菌は感染力が強いので、容易に他人から感染します。逆に言えば、自分の爪水虫は容易に他人に感染するのです。また、初期だとやや痒いという程度ですが、症状が進行すると、爪がポロポロと欠けてきて、やがて炎症を起こします。そうならないためには、爪水虫に気がついたらすぐに皮膚科を受診して、
しかるべき治療をすることが大切です。
◆爪水虫の検査と治療
皮膚科では顕微鏡で白癬菌かどうかを調べます。もちろん白癬菌だと診断されたら即治療で、そのためには内服薬が使われます。それは白癬菌が爪の内部深くに入り込んでいるため、外部からでは治療が難しいからです。薬は皮膚科で処方されますが、時には肝機能に良くないことがあるので、血液検査が定期的におこなわれます。なお、内服薬は爪の奥に入り込んだ白癬菌を退治するためであり、爪自体を修復するものではありません。爪がきちんと元に戻るには爪の生え代わりのサイクルを待たなければならず、それには長いと1年ほどの期間が必要になります。